ひこばえ

会社名 | 生活に必要な知識や力を養うために、各利用者の状況に応じてグループワークや個別相談を組み合わせた支援を行っている。通所のみでも利用可能。 |
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サービス内容 | 自立訓練(生活訓練)、宿泊訓練(生活訓練含む) など |
問い合わせ | 電話、FAX |
会社・事業所情報 | 医療法人弥生会 ひこばえ 埼玉県熊谷市上奈良町1259-4 |
ひこばえは、自立訓練と宿泊型自立訓練を行っています。生活に必要な知識と力を養うために、グループワークや個別相談を組み合わせた支援をしたり、一定期間入居して家事などの自立に必要な経験を積み重ねていったりします。
通所のみでも可能で、生活に関する相談や援助などもしているので安心して入居できます。そのほか、ひこばえの魅力や特徴を見ていきましょう。
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もくじ
ひこばえの特徴①2003年から続く指定障がい福祉サービス
ひこばえは利用する方が新しい希望を持てるように、切り株から出た新芽から名前を取って、ひこばえと名付けられた指定障がい福祉サービスです。ひこばえは平成15年4月に精神障がい者社会復帰施設福祉ホームB型として精神障がい者の自立や社会復帰、地域以降の促進のために住居を提供しながら個別性を重視した支援をしてきました。
現在も精神疾患や障がいを抱えながら、今よりも生活していく力を身につけたい方や、自立した生活を目指す方に対し「今何が必要か?何から始めればよいのか?どのように行えばよいのか?」を利用者と共に考える施設で、導き出した目標に向かって生活訓練や支援をしています。
ひこばえの一日
ひこばえの一日の流れとして、朝6時半に正面玄関やホールの鍵を開けて、受け入れ体制を整えます。7時になると、スタッフとゴミを出して環境を整えていきます。
そして10時から生活訓練プログラムを行い、12時になったら昼休み休憩を取ります。15時までプログラムを行ったら、16時30分からスタッフと希望参加者で夕食を作る時間です。
18時45分からは1階のホールと食堂の清掃、タオル洗いを行い、翌日のゴミを各階から所定の場所に集めておきます。終了したら22時まで自由時間となり、外出も可能です。共用部分の消灯と、正面玄関と食堂の調理器具入れを施錠して、明日に備えます。以上がひこばえの一日の流れとなっています。
ひこばえの特徴②ひこばえを利用すれば目指すところが明確にわかる
ひこばえでの生活訓練は「人が持っている力を活かしてその人らしく生きていくために必要な力を養うこと」だと考えています。課題にチャレンジして自分が変わって認めてもらうことによって、生活しやすくなる目的を目指しています。
精神疾患や障がいを抱えたことによって、何かを諦めたり何かが苦手になったりするケースも少なくありません。ひこばえでは、自分が苦手なもの、いわゆる短所をカバーするよりも、自分でもできそうなものや自分では気付いていない長所にフォーカスした支援が特徴です。
そして、精神疾患や障がいを100%改善するのではなく、障がいを抱えながらも人生の新しい意味や目的を発見することを重要視しています。だからこそ生活に必要な技術や考え方を意識した支援や、利用者に合わせたプログラムをつくり、あらゆる角度から寄り添っています。
ひこばえでは生活訓練を通し、生活に必要な技術や考え方を習得していくことが、生きていく上で必要になる力だと考えています。したがって、生活訓練は利用者とスタッフが力を合わせて協力して、考えて実行する姿勢が重要です。
ひこばえの特徴③充実した支援内容で個別の支援計画を作る
ひこばえでは支援をする際、個別支援計画の作成を行います。支援や訓練を行う際に、今後ひこばえを利用していく中で何に重点を置いて生活するか、何を目標にするかなどの具体的な目標や課題の設定をします。
もちろん、スタッフと一緒に話し合って考えながら作成するので何も不安はありません。そして、個別プログラムの一環として、利用期間をどう活用していくか、物事の優先順位の決め方、不安や問題をどう受け止めて解決していくか、などの視点からも支援を行います。
次に、生活訓練を通して生きていく上で必要な力を養ったあとに、医療機関や公共機関などの日常生活で役立つ生活資源を活用して、関係機関と調整をしながら地域生活への以降に向けた支援をします。もちろん、今後の利用者が問題なく地域生活を送るために必要なマナーやコミュニケーション、考え方を身につけられるプログラムもあるので、自立に関して不安がある方でも安心です。
ひこばえの特徴④個別支援プログラムだけではなく集団支援プログラムもある
自立する力を養っても、周囲の人と上手く付き合える力も必要です。ひこばえでは集団支援プログラムと称し、円満な人間関係を構築するプログラムもあります。
たとえば、自分だけが悩んでいたり、苦しんでいたりして一人で抱え込むのではなく、似たような悩みを持っている方と意見を共有して気持ちをわかり合って新しい発見をするプログラムがあります。他にも、さまざまな人間関係がある中で自分の意思を人に上手く伝えられない等の悩みがある方もいるでしょう。
しかし、ひこばえでは実践的な場面を想定して円滑な対人関係やマナーを含めて対応術を学んでいくので、受け答えがスムーズになっていきます。自分の中の課題に対してなかなか取り組めない時には、改めて自分の中の課題を整理したり、他の利用者と共通の目的に取り組んだりして、自分の課題や目的にチャレンジするプログラムもあります。
また、単身生活で役立つ上で必要になる地域情報の収集と活用方法や、快適な生活を送るために必要になる勧誘の対処や緊急時の対処法など、さまざまなプログラムが用意されています。
年間行事も充実しているので窮屈にならない
プログラムを通して、生活をより豊かにする目的に向かって努力を惜しまないのがひこばえです。お花見やスポーツ交流会、クリスマス会や忘年会などの年間行事を利用者で企画する時もあります。
他にも、就労に対する現実とイメージをすり合わせて、就労活動の円滑化を図ったり、病気の開示や非開示について具体的に就労につなげている要素を勉強したりするなどの行事もあります。今後は年金や税金、生活保護などの身近な福祉制度や、再発予防や服薬に関するプログラム等も検討しているため、より充実したサービスが利用できるようになるでしょう。
まずは利用方法をチェックしてみよう!
ひこばえでは徹底的にサポートして、自立までを支援してくれます。支援内容が明確にあり、目指す目標を正確に設定できるからこそ、生活がしやすくなったり生きやすくなったりします。メリハリがある施設なので息苦しさを感じさせません。
まずはスタッフに気軽に相談してから利用の判断をしてみてください。公式サイトには利用までの流れや利用方法に関する記述もあるので、あわせてチェックしてみましょう。