こころのおとの口コミや評判
こころのおと
あすもっと:〒365-0042 埼玉県鴻巣市松原1丁目3−7
TEL:048-598-7042
営業時間:月~金9:30~15:30
埼玉県にあるNPO法人こころのおとでは自立訓練事業所のあすもっと、放課後デイサービスのいろはを展開しています。自立した日常生活や社会生活ができるように、利用者をサポートします。この記事では、こころのおとが展開する事業について解説します。障害のある方が過ごしいと思われる工夫がされているので、ぜひ参考にしてみてください。
明日をもっといい日にする自立訓練(生活訓練)事業所
あすもっとは「あすをもっといい日にしよう」というモットーで、軽度の知的障害や精神疾患などを抱えており、就職を目指すことなどを目標に生活リズムや体力の向上、自立した生活ができるように、これらのスキルを身につけるための訓練をする事業所です。
あすもっとの建物
あすもっとは、新築の戸建です。洋風な外観に広くて優しさと温もりを感じられる部屋は、落ち着いて訓練を受けられるでしょう。
洋室だけでなく畳の部屋もあり、イグサの香りから鎮静効果や自然を感じられます。また、集中力がアップする効果も期待でき、しっかり自立訓練に励むことができます。この畳の部屋は静養室として使われているので、落ち着きたいときにイグサの香りに包まれながら休めるでしょう。
あすもっとは自立訓練をする場ですが、自立訓練とは具体的にどんなことが行われているのか、以下で確認します。
自立訓練とは
自立訓練とは、自立した日常生活や社会生活を過ごせるように、一定の期間でさまざまな角度から必要とする訓練を行うことです。
主に機能訓練と生活訓練の2種類あります。機能訓練は理学療法や作業療法、リハビリなどの相談や支援を目的とします。また、運動機能や日常生活に必要な動作の維持・向上を目指す訓練も実施しています。
一方、生活訓練は日常生活を送るのに必要な技能の訓練や相談、支援を実施することが目的です。あすもっとは生活訓練を行う事業で、自分のペースで訓練の参加ができます。
あすもっとを利用できる対象者
あすもっとの利用対象者は、まず社会復帰や就職活動を希望していることが条件となります。そこから生活リズムを整えたい、心身の健康管理をしたい、生活スキルやコミュニケーション能力を身につけたいなど、自分が必要とするスキルを学びたい方が対象です。
自立した生活を送れるように必要な訓練を行う
上記では、自立訓練について解説しましたが、あすもっとではどのように取り組んでいるのでしょうか。あすもっとの訓練の特徴をご紹介します。
あすもっとの自立訓練
達成したい目標をひとりひとりに相談して個別支援計画を作成し、その計画に基づいた訓練などを実施します。社会福祉士や精神保健福祉士が作成をして的確な支援を行います。通所は強制ではなく、自分のペースで行くことができます。
また、必ずしも訓練をする必要はなく、最初はお茶を飲みに来たり話をしに来たりするなど、自分ができる範囲のところから始めていけるのは、あすもっとの魅力といえるでしょう。
さらに、活動については個人や集団から選ぶことができるので、自立訓練が苦痛だと感じにくく、楽しみながら活動ができます。
自立訓練で学ぶこと
あすもっとの自立訓練の特徴をご紹介しましたが、自立訓練では具体的にどんなプログラム内容が行われるのか確認しましょう。自立訓練の内容は大きく分けて生活スキル、自己管理、コミュニケーションになります。
生活スキルは料理や洗濯、掃除など日常生活に必要な家事のスキルを学んだり、お金の使い方や管理の仕方を学んだりするなど、生活する上で大切な知識を吸収します。
自己管理では、自分の障害や病気の理解、特性を知る、ストレスをコントロールする方法などの訓練を実施します。
コミュニケーションについては、人の話を聞いて、自分の意見や気持ちを伝える、挨拶や返事などを身につけます。さらに、就労に向けての訓練も行われており、ビジネスマナーや就労スキルなども学べるのです。
子どもの支援を行うこども支援センターいろはも運営
NPO法人こころのおとでは、自立訓練だけでなく子どもの発達支援をするこども支援センターいろはも運営しています。いろはは、知的障害や発達障害のある子どもが、生活能力向上のために大切な知識やスキルを身につける訓練をする放課後等デイサービスです。
いろはを利用できる対象者
いろはの利用対象者は原則、6歳~18歳までの就学中の児童です。さらに、障がい者手帳や療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を所持していることも含まれます。また、発達の特性について医師から診断された子どもも利用の対象となります。
放課後等デイサービスとは
こども支援センターいろはは放課後等デイサービスになりますが、どんなことを学ぶのか詳しく解説します。放課後等デイサービスは、障害のある子どもが学校を終えた後もしくは夏休みなどの長期休暇に通う事業所です。一般的な学童には馴染むことが難しい場合がある障害のある子どもが、のびのびと楽しみながら過ごせます。
主な活動内容は、計算や文章力などの基礎を学んだりパソコンを使った勉強をしたりします。さらに、地域交流を図るための課外活動をする場合もあり、充実した時間を過ごせるのです。地域交流や自然と触れ合う活動を実施することで、子どもの感性を育み人と関わる喜びを知ることができます。
まとめ
今回はNPO法人こころのおとが運営する自立訓練「あすもっと」と放課後等デイサービスの「こども支援センターいろは」をご紹介しました。どちらも将来、自立した生活を送るためのスキルや知識を身につける場所であり、さまざまな人と触れ合い、コミュニケーションスキルの向上が期待できます。
障害があっても自分らしく、自分の特性を活かした仕事に就けるように、それぞれの事業所で働くスタッフが手厚くサポートをします。一度、話を聞いてみたい場合は、こころのおとに相談して、実際の雰囲気を確かめてみてください。